NCSA Proposal

株式会社エアー 鹿瀬 巌

NCSA(National Cyber Security Alliance ) という団体があります。この組織は、すべてのインターネットユーザがより安全にデジタル世界を利用できるよう様々な活動をしています。

コロナ禍で社会人は在宅勤務を、学生はリモート授業を余儀なくされるなか、コロナウイルスへの恐怖を利用したオンラインでの詐欺をするようなサイバー犯罪が存在するとNCSAは警告しています。より安全に在宅勤務、リモート授業を継続するための注意点をリモートワーカー向けにまとめていましたので、これをご紹介します。

  1. 個人情報やクレジット等の情報を電子メールで送付してはいけない。

    メールでこれらの情報を求めてきたりしても返信してはいけません。また、メールについているリンクを安易にクリックしない方が良いでしょう。

  2. WebサイトのURLに注意を払うこと。

    悪意あるWebサイトは一見すると正規のサイトに見えるかもしれません。しかしURLが巧妙に偽造したスペルの違うものだったり、異なるドメインを利用しているかもしれません。

  3. もし受信したメールの内容が正式なものであるか確認できないときは、

    直接その会社に連絡をとりましょう。連絡する場合には電子メールに記載されている情報を利用せず、必ずその企業の取引明細等に記載のコンタクト先を利用しましょう。

  4. いつもPCがきれいな状態を維持しましょう。

    インターネットに接続されたすべてのデバイス上のすべてのソフトウェアを最新の状態にしましょう。そうすることで、マルウェアに感染するリスクを減らせます。

上記に加えNCSAは、企業で働く人が家からリモートワークをする際には以下も推奨しています。

  1. 安全なネットワークに接続し、会社が提供するVPNを利用しましょう。

    ホームルーターのソフトウェアを常に最新にしておきましょう。そのパスワードは長いものを使い、ユニークであるように設定することが望ましいです。原則、社員はVPNを使用せずに公共のWi-Fiに接続してはいけません。
    ※VPNの利用には会社から社員への支援が重要かと思います。

  2. 企業支給のデバイスと個人所有のデバイスのネットワークを分けましょう。

    会社のデバイスは会社独自のWi-Fiネットワークに、個人で所有するデバイスはご自身のネットワークに接続するというように、ネットワークを分離することが良いでしょう。
    ※この点も会社の支援が重要と思われます。

  3. 利用しないときは、デバイスを安全な場所にいつも保管しましょう。

    デバイスを常に携帯することが望ましいですが、難しい場合には使用時以外は安全な場所に保管しましょう。普段使用するデバイスには自動ログオフ機能を設定し、ログアウトを必ずしましょう。

  4. 仕事に利用するデバイスへのアクセス制限をしましょう。

    仕事に利用するデバイスは、家族や友達と共有して使ってはいけません。

これらを改めて読み直しますと、ソフトウェアやPCの状況を最新にしておくだけではなく、日頃からのちょっとした行為にも注意が必要ということが分かります。加えて、それらのセキュリティ対策には自身の企業の支援も重要になるかと思います。

参考URL:
https://staysafeonline.org/press-release/ncsa-encourages-coronavirus-vigilance/

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