”ちょうどよい予防監査” のすすめ

株式会社エアー 久保 直樹

先日、大阪北部を震源とした大きな地震がありました。
この度の地震でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心よりお見舞いを申しあげます。

私は当日大阪出張があり新幹線の移動予定でしたが、飛行機に切り替えて伊丹空港に向かいました。
伊丹空港は、タクシー、バス待ちの人で溢れていましたが、観光客の方も騒がず、混乱もなく比較的スムーズでした。
流石に当日は交通機関は不通状態でしたが、翌日にはほとんど復帰して、関係者の日頃の準備と訓練の賜物だと感心しました。

私は東日本大震災後に、準備を怠りなくと考えて、リュックに水と缶詰を詰めました。
しかし、喉元すぎればなんとやらで、確認してみると期限はとっくにすぎていました。
でも、発生するかどうかわからないことに、期限を確認して、切れる前に買い替えて、リュックに詰め替えてと考えると、大変面倒で後回しになってしまいます。
というか忘れてしまっていました。
災害パックを定期的に宅配で届けてくれて、期限切れ前のものを引き取ってくれる、安いサービスがあるといいんですが。

リスクに対する対応を、エアーの考える企業リスク(※1)に置き換えて考えてみました。
当然もしもの時のために、いろんな準備をしておくのはベストです。
しかし企業リスクは発生するかもしれませんし、発生しないかもしれません。
そうなると、かける費用、人、時間など悩ましいことがでてきます。
結果的には、とりあえず何かあったときのために最低限のことをしておこう、ログを証拠として保存しておこうとなります。
そして、ことが起こったときには、監査するために第三者(司法機関、監査人など)から指示されたものを、漏れがないように大量のデータを渡すことになります。
この作業は、想像以上にお金、人、時間を費やすことになります。

もしくは、発生させないために過剰な対応をしてしまい、ほとんど無駄になることにコストをかけ、人も疲弊してしまっている場合もあります。

このバランスが難しいのですが、ちょうどよいソリューションを選択することが重要です。

当社は、長年メールのアーカイブ・監査ソリューションをご提供してきました。
多くのお客様でお使いいただいておりますが、今後はもう一歩進んで、ちょうどよい予防監査ソリューションを計画しています。

予防監査を行うことで100%インシデント発生を防げることはできませんが、発生の可能性を低減することができます。

ご興味をお持ちいただけましたら、弊社HPをご参照ください。
https://www.air.co.jp/menu/flow/

※1:エアーの考える企業リスク
カルテル
情報漏えい
贈収賄
不正会計
データ改ざん

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