電子メールの歴史

株式会社エアー 岩崎 隆弘

メールは1960年代に利用され始めて、今の電子メールの原型となるものは1972年にできたそうです。
その後 UUCP(Unix to Unix Copy Protocol)を使ったダイアルアップによる利用がしばらく続き
1982年に SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)が開発され、今のインターネットによる送信が行われるようになりました。
当初は英語の本文を送信できる程度でしたが、
1992年に MIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)、
1993年に漢字コード(ISO-2022-JP)が規定され、ファイルの添付方法や日本語の扱いが標準化されています。
このころから、多くの人がメールアドレスを持ち広く一般に使われるようになっていきます。
そして、1999年ごろから広く使われていた Outlook や Outlook Express に対するウイルスが登場しています。

SMTPサーバはインターネット上に多数存在し互いにメール交換する仕組みです。
開発当初これらは利便性を重視したシンプルなプロトコルであったため、不正中継やなりすましができてしまいます。
後に認証機能や暗号化の機能が設けられましたが、ネット上に多数存在するサーバの互換性が失われるため
対策が進まないのが現状で、全体の4割近くがスパムメールといわれています。

仕事ではこれまで電子メールを使い続けてきましたが、コロナ禍の影響で在宅勤務では Teams や Slack など
SNSを利用したコミュニケーションをとる機会が増えてきました。
40年前のセキュリティへの意識が薄かった時代に開発された電子メールですが、
誰でも使える標準的なコミュニケーションツールとしてまだ暫くは使い続けられると思います。
SNSと比べて一度に送る情報が多く、取り返すことが難しいので誤送信には特に気を付けましょう。


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