情報漏えいをWISE AuditとJanussealで対策する方法
株式会社エアー 鹿瀬 巌
情報漏えいを防ぐにはどんな方法があるでしょうか。例えば皆さんも既にご存知で、かつ同意いただけるものには以下があると思います。
1)重要な情報を分類しておく。
2)あらゆる通信路において、重要な情報が流れていないか監視する。
3)重要な情報が外部に流れている通信は中止させる。
しかし、これが頭では分かっていてもなかなかできないため、悩まれている方が多いのではないでしょうか。私も皆さん同様悩んでいる人間のひとりです。「理屈はそうでも、実行するのはそんなに簡単ではない」というのが私個人の正直な思いです。
そもそも1)の重要な情報の分類とはどうするのかという課題があります。その情報がドキュメントにあればまだ良い方でしょう。TeamsやSlack等SNSに似たチャットツールがビジネスで多用され、WORDやEXCELファイルがあちこちで送付されている現代は、大事な情報が即席で大量に発生します。そんなものも含めた場合、到底分類などできっこありません。
そこで、やはり私としてはひとつひとつケース分けをして、セキュリティという網に空いた情報漏えいの可能性を少しずつ穴埋めして潰していくほかないと思うわけです。先日、ひとつ穴埋めできたケースをご紹介します。
実現したいこと:
メールでのうっかり社内情報誤送信を対処すること。
利用ソリューション:
メール通信路を遮断することができる弊社製品のWISE Audit
重要な情報を分類できるJanusnet 社のJanusseal
JanussealはMicrosoft 社の WORD や EXCEL 等のドキュメントを分類しタグ付けできるソリューションです。あるドキュメントを作成時に、社外秘であるとか、部外秘であるとかを定義する機能をAddinモジュールにて提供するものです。カテゴリーが定義されると分類情報がWORDやEXCELのファイル内部に保管され、メールで送るときも、この情報が付いて送信されます。
調査したところ、この分類されたドキュメントの情報がWISE Auditのフィルタリング機能、およびアーカイブの検索機能で検知できることが分かったのです。
そのため、ドキュメントをしっかりJanussealで分類できれば、それに応じてWISE Auditで社外に送信するまでにメールを遮断し、さらには過去のアーカイブから分類に基づいた検索ができ、どういった経路で情報が流れたかの調査が可能になります。WISE Auditはメールを保管し、誰から誰にどのメールが流れたかをメール相関図機能によって参照できるため、うっかりミスをしやすい人がはっきり分かります。
上記に述べた内容は、まだ試験的に製品の組み合わせの効力を調査した段階で実際のシステムとして実現したものではありませんが、十分見込みがあると思います。(※この調査には、株式会社ラネクシー様のご協力を頂きました。ありがとうございます。https://www.runexy.co.jp/)
もちろん、現時点ではうっかり社内情報を誤送信するケースの対処が可能なだけです。その他、以下のような課題があるかと思います。
1)分類をする労力がいる。
2)うっかりミスが起こるのはメールだけではない。
3)悪意ある人間が情報を持ち出すことには対処できない。
今後は、Microsoft Preview Information等で、上記の課題を解決できないか模索してゆきたいと考えます。
参考文献)
Janusseal:https://www.janusnet.com/janusSEAL
Microsoft Pureview:https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/compliance/information-protection
タグを利用したメール誤送信防止シナリオ WISE Audit × Janusseal:https://www.runexy-janusnet.com/news/new-wise-audit-html.html
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