AIが正しくても、人は間違える
近年、製品サポートの現場でもAIを活用した機能が次々と登場しています。AIが自律的に通知対象となる顧客を抽出し、通知内容を作成し、人間は最後に承認するだけ。そんな世界が既に現実のものになりつつあることに驚きました。こうした仕組みによって、これまで手間のかかってきた作業も効率よ
生成AIによる情報漏えい、その原因はAIなのか
RIZAP社は先日、子会社社員による私用の生成AIへの顧客情報入力について公表しました。AIモデルのトレーニングには使用されないことが確認されていますが、入力された情報には氏名や保険証番号、疾患情報などの個人情報が含まれていたとされています。このニュースを見て、「やはり生成AIは危険だ」「利用を禁止すべきだ」と感じた
コミュニケーション監査の未来形(手動検索からAI主導・即時アラートの時代へ)
企業におけるコンプライアンス管理やリスク対策の現場で、いま大きな変革の波が訪れています。その中心にあるのが「コミュニケーション監査」の在り方です。これまで、企業における監査といえば電子メールが主流でした。管理者がキーワードを設定し、過去のログから懸念のあるやり取りを定期的に
AI時代のサイバー攻撃で変わり始めている“防御の前提”
最近、「AI=便利」だけでは済まない空気を感じます。IPAの「情報セキュリティ10大脅威2026」では、1位 ランサム攻撃 2位 サプライチェーン攻撃 3位 AIの利用をめぐるサイバーリスク という結果となりました。特に印象的だったのは、「AIの利用をめぐるサイバーリスク」が初選出で3位に入ったことです。
NISTの指針から読み解く「パスワードの新常識」
多種多様なサービスが溢れている現在、新しいサービスのアカウント作成は日常的な風景です。しかし、いざパスワードを設定しようとして、次のような壁に突き当たったことはないでしょうか。「短すぎます」、「名前や誕生日は使用できません」、「英大文字、数字、記号をすべて含めてください」
ルールがあるのにメール誤送信が起きる理由
多くの組織では、何らかのメール送信ルールが設けられています。宛先の確認方法、CC・BCCの使い分け、社外送信時の注意点など、あなたの会社でも設定されていないでしょうか。それでもなお、メール誤送信は完全にはなくなりません。この事実は、「ルールが足りない」
ランサムウェア対策にはこれがお勧め
近年、ランサムウェア被害は企業規模や業種を問わず増加傾向にあります。警察庁の公表によると、国内におけるランサムウェア被害報告件数は高い水準で推移しており、大企業だけでなく中小企業も深刻な影響を受けています。特にVPN機器やリモートアクセス環境の脆弱性を突いた侵入が多く確認されており、
メール誤送信はなぜ起きるのか
業務における電子メールは、迅速かつ手軽に情報を伝達できる一方、誤送信というリスクが常にあります。 発生の原因は基本的な操作によるものが大半です。実際、多くの組織で、メールの送信ミスによって個人情報や本来共有されるべきでない情報が第三者に渡ってしまった事例が
取適法と下請法の違い、実務上のポイントとは?(2025年事例一覧付き)
2026年1月1日に、下請法は「中小受託取引適正化法(取適法)」へ改正施行されました。取適法は日常の取引実務そのものが規制対象となります。本コラムでは、取適法の変更点や2025年の旧下請法の違反事例、実務上のポイントをご紹介します。
生成AIとデータ主権を考える
生成AIを含むクラウドサービスは、今や特別なものではなく、日常の業務や思考の延長として使われています。入力した文章や資料が、どこで処理され、どのモデルに渡り、推論や学習に使われているのか。その全体像を意識しないまま、私たちは今日も便利さを享受しているように思います。


