2025年の不正アクセス・ランサム被害(原因別)一覧

株式会社エアー マーケティング担当

はじめに

不正アクセスやランサムウェアによる被害が継続的に報告されています。特に昨年は大手企業がランサムウェアの攻撃を受け、ECサイトが数か月閉鎖するなど、社会的に影響の大きいニュースが多く報じられました。近年、攻撃者はAI活用や分業体制の構築によりサイバー攻撃を効率化しており、企業規模を問わず被害が起こっているのが実情です。

このコラムでは、日本国内で不正アクセスやサイバー攻撃の被害が報告された企業・団体を一覧にしています。被害防止策の検討や、自社のセキュリティ対策を見直す際の参考資料としてご活用ください。

2025年の不正アクセス・ランサムウェア被害
(過去に本サイトで紹介した記事より)
発表時期企業・組織名原因
2025/1/27ハンズ社脆弱性の悪用(アプリのソフトウェア脆弱性)
2025/2/10サンリオエンターテイメント社
(サンリオ社の子会社)
ランサムウェア
2025/2/17クレイズ社脆弱性の悪用(ペイメントアプリケーションの改ざん)
2025/3/5NTTコミュニケーションズ社不正アクセス
2025/3/18ファーストリテイリング社不正アクセス
2025/3/25イセトー社ランサムウェア
2025/4/8日本セラミック社ランサムウェア
2025/4/9日本発生生物学会不正アクセス
2025/4/14TOPPAN Next Tech
(TOPPANホールディングス社の海外グループ会社)
ランサムウェア
2025/4/14HOYA社不正アクセス
2025/4/22インターネットイニシアティブ社脆弱性の悪用(第三者製ソフトのゼロデイ攻撃)
2025/4/30保険見直し本舗社のグループ会社ランサムウェア
2025/5/1ギオン社
(損保ジャパン社の業務委託先)
ランサムウェア
2025/5/7PRTIMES 社管理画面への不正アクセス
2025/5/15日邦パルプ社ランサムウェア
2025/5/30CMIC CMO USA Corporation
(大日本印刷社の海外グループ会社)
ランサムウェア
2025/6/11損害保険ジャパン社不正アクセス
2025/6/20ジブラルタ生命保険社脆弱性悪用(特定サーバへの不正アクセス)
2025/7/11審調社
(大手生命保険会社の業務委託先)
ランサムウェア
2025/7/16太平興業社
(三菱ふそう社の販売会社)
ランサムウェア
2025/7/22川崎設備社ランサムウェア
2025/7/24トーモク社ランサムウェア
2025/8/8法政大学不正アクセス(委託先経由の侵入)
2025/8/8駿河屋社脆弱性の悪用(決済ページの改ざん)
2025/8/18ユーザックシステム社ランサムウェア
2025/8/22楽天モバイル社認証情報の不正入手
2025/8/28三浦工業社不正アクセス(海外グループ会社経由の侵入)
2025/9/24宮城学院ランサムウェア
2025/9/25Okuma Europe(OEG)
(オークマ社の海外子会社)
ランサムウェア
2025/10/2アサヒグループホールディングス社ランサムウェア
2025/10/19アスクル社ランサムウェア
2025/10/20良品計画社ランサムウェア
※アスクル社へのランサム攻撃の影響
2025/11/5西濃運輸社不正アクセス
2025/11/5日本経済新聞社ウイルス感染による認証情報の不正入手
2025/12/12ハウステンボス社ランサムウェア
2025/12/23富士フイルムメディカル社認証情報の不正入手

過去のランサムウェアのニュースはこちらからご覧ください。

まとめ

不正アクセスの原因を見ると、脆弱性の悪用や認証情報の窃取と比べても、ランサムウェアによる被害が数多く報告されています。海外グループ会社や委託先への侵入を契機として、親会社にも被害が広がることがありますので注意が必要です。

例えばアスクル社の事例では、業務委託先のアカウントを悪用して社内ネットワークに潜入し、数か月かけて情報収集が行われていました。こうしたサイバー攻撃のきっかけは、社員宛てのフィッシングメールやメールに添付されたマルウェアなどが挙げられます。

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