2024年予測されるセキュリティの脅威
株式会社エアー 仙頭 美優
昨年12月頃から、様々なメディアで2024年に予測されるセキュリティの脅威に関する記事がいくつか出ていました。見てみると、その中でも下記のようにAIに関するものが多い印象でした。
- AIが生成したディープフェイクを悪用した詐欺行為の増加
- 新種のマルウェアなどがAIによって加速
- ソーシャルメディア上のAI詐欺への注意
例えばディープフェイク技術によってフィッシングやなりすましなどの詐欺行為が助長される、AIによって悪質で巧妙になった不正プログラムがより容易かつ迅速に開発できるようになってしまい、脅威が高まる、といった可能性があるようです。
近年目まぐるしく進化しているAIは私たちの生活をより便利にしてくれる部分もある反面、攻撃者によって悪用され、上記のような犯罪を助長させてしまう面もあります。サイバー攻撃が巧妙になっているため、ちょっとしたきっかけでも被害に巻き込まれる可能性が増えることが考えられます。AIについては今後も良い面でも悪い面でもどのように使用されていくのか注意しておく必要があります。
また多くの企業で利用されているクラウドについても、設定ミスなどの意図しない情報漏えいが起こりえます。これまでも問題視されていたことですが、そうしたセキュリティ不備を狙ったサイバー攻撃に関して今後さらに注意が必要になると予測されています。
特にAPIの設定のミスを突き、クラウドリソースを悪用することでワームの拡散を自動化する「クラウドネイティブワーム攻撃」が懸念されるとのことです。現在実施している対策だけでは防ぎきれないといった問題も出てきやすいかと思われるので、セキュリティに不備がないか定期的な見直し等が重要になります。
AIやクラウド含め技術は年々進化しています。日々新たな脅威の情報をキャッチするように意識し、現在の対策に問題点がないか見直す、他に新たな対策を取り入れるなど、油断せず随時柔軟な対応を継続することが大事になってくるかと思います。
参考
トレンドマイクロ社HP「2024年は何に備えるべき?予想されるセキュリティ脅威動向を解説」
PR TIMES「マカフィー、2024年のサイバーセキュリティの脅威動向予測を発表」
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