セキュリティ犯罪被害者の年齢別統計
株式会社エアー 鹿瀬 巌
私たちの会社ではセキュリティに関するコラムを持ち回りで担当しており、およそ1年に一度のペースでいつも4月ごろ記事を作成しています。今回ご紹介するのは、皆さんもよくご存知の米国、連邦捜査局(FBI)が運営するインターネット犯罪相談センター(IC3)が、届け出のあったサイバー犯罪や詐欺について毎年作成しているセキュリティレポートです。その中の被害者層と被害の件数について、私としても気が引き締まる思いを持ちましたのでご紹介します。読者の方においては、こうしたサイバー犯罪を意識することで被害から免れることができるかもしれません。
最新のレポートによると、年々犯罪件数は増えていませんが被害額が増加しているそうです。2022年は前年と比較して40%強の増加となっていると報告されています。件数が増えず被害額が増えるということは、一つの事件に巻き込まれた際の被害額が増加しているんですね。

内訳を見てみると、五大犯罪としてリモートや電話での技術サポートを装った詐欺、恐喝、未払いや未配送などの宅配に関わる犯罪、個人情報漏えい、フィッシング詐欺をあげています。この中ではフィッシング詐欺が最も多いとレポートされています。メールなどに貼り付けられた見知らぬURLは要注意ですね。

さて、私がお知らせしたい最後の情報になります。

こちらのグラフは年齢別の被害数と被害金額の情報です。上記のように、実は20代までの被害件数は最も少ないです。やはり若い人はデジタルネイティブ世代ということもあり、普段からインターネット上の犯罪に注意している人が多いのかもしれません。
一方で30代・40代の働き盛りの人が被害に遭っていることが多いと分かります。60代も注意が必要ですね。あと数年で私も60歳になりますので、悪い人にお金を取られないように注意しないといけません。
参考文献:Internet Crime Complaint Center (IC3)「2022 IC3 Annual Report」
これまでの社員コラムをチェックコラム一覧を見る