ゼロデイ攻撃の脅威

株式会社エアー 西川 栄修

IPAは毎年情報セキュリティ事案で影響が大きいものを「情報セキュリティ10大脅威 2023」として公開しています。今年は3月29日に公開されており、ランサムウェア・標的型攻撃はここ3年、引き続き1位・2位にランクインしています。脆弱性を悪用しているケースが多いようで、ニュースでもいろいろな事案が報告されていました。そして、前回新たに入った「ゼロデイ攻撃」が今回も6位で入っていました。

ゼロデイ攻撃とは、OS・ソフトウェア上で脆弱性が発見されてから、その情報の公開や対応パッチのリリース前に攻撃することです。この、脆弱性の発見から対策実行までの僅かな期間を狙ってきます。特に情報公開や更新プログラムが公開された当日はゼロデイ攻撃が増加する傾向があり、多くはマルウェアの感染が目的のようです。なおマルウェアを感染させる手法には、不特定多数を狙う「ばらまき型」と特定の企業を狙う「標的型」があります。

ゼロデイ攻撃は対策を講じる前に攻撃するため、サイバー攻撃の中でも深刻な脅威の一つと言われています。対策としては、脆弱性全般に言えることですが、以下のようになると思います。

  • 早急に対応パッチを適用する。
  • サポートが切れたOS・ソフトウェアは使わない。
  • サンドボックス機能を利用する。
  • EDR(Endpoint Detection and Response)を導入する。

皆さまもどうぞお気をつけください。

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