我々の生活にも潜むシステム障害の影響

株式会社エアー サポート担当

今年7月、あるセキュリティ製品を導入している全国のWindowsシステムが停止してしまう事故がありました。このセキュリティ製品のアップデート内容に不具合があり、それがWindowsシステムに影響を与えてしまったことが原因との話です。
この出来事は広範囲に影響が出たようで、航空会社やホテルなど様々なサービスに及んだばかりか、これらのサービスを利用している利用者へも二次的な影響が出たほどでした。

システム障害の類は、ソフトウェアの脆弱性を突いたサイバー攻撃などが目立っていました。製品バグによるシステム障害も以前からあった話ですが、上記のように一般の利用者にも影響が出るほどの規模のものはそこまで無かった印象です。ただ、上記の出来事もあってか最近ではこの手の問題も決して他人ごとで済まない大きな話となってきているようにも思えてきます。

そう思える理由はいろいろとあり、気になって調べてみた感じだとまず「システムの複雑化」が挙げられます。現代のソフトウェアは昔と比べ非常に複雑化し、様々な異なるシステムやサービスと連携しているものが多く、一つ問題が発生するとその周辺にまで影響を及ぼし、良くない場合には広範囲に被害が拡大してしまうことがあります。
また、複雑化によりソフトウェアに潜む問題が見つけにくくなっていることで製品バグが起こりやすくなっていることも考えられます。

その他に、「依存度の増加」も挙げられます。現代では、業務にしても生活にしても便利で生活の一助となる様々なサービスやソフトウェアが提供されています。
これらに頼ることで物事を円滑に進められる非常にありがたい存在となっていますが、依存しすぎると万一そのサービスやソフトウェアに問題が発生した場合、それらに頼っていた作業が一切できなくなる、場合によっては業務そのものが一切できなくなる危険性もあります。

現在は便利で我々の活動を手助けしてくれるサービスが幅広く提供され、色々と楽になったところもあるかと思います。しかしその一方で、予期せぬ形で問題が発生し何らかの不便が発生することも否定できません。
サービス側もそういった事態に備えてくれているのが大半ではありますが、どれだけ対策してもどうにもならないケースというものはあるものです。

地震などの災害に備えて防災グッズを用意している人がいるように、何らかのサービスのトラブルに備えて第二、第三の手段も用意しておくのが当たり前の時代も来るのかなあと思ったりもしています。

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